子ども村inヨロンでの大冒険を思いながら

西☆スマイル子ども劇場

2016年08月08日 15:25

「緊急時にしか連絡しません連絡がなくても心配しないでください」
本部長は確認会でそうお話ししてくれました。

3日に出発してから、今日まで連絡なし
だから・・・、
みんな無事に過ごしている、ということ。

天気予報を見ながら、
火は焚けてるかな
予定通り楽しく過ごせてるかな
とヨロンにいるみんなを思いながら過ごしています

そして、
みんなを思いながら読み終えたこの1冊は、
ヨロンでの大冒険を想像する力を膨らませてくれました


   『ウォートンとカラスのコンテスト』 評論社
   ラッセル・E・エリクソン 作
    ローレンス・ディ・フィオリ 絵
    佐藤凉子 訳
 
   
12月の低学年鑑賞例会の作品となる
人形劇団京芸 『ウォートンとカラスのコンテスト』の原作です

訪れたピンチから逃げ出さずに、
よしと向かっていけるとき、
そこには、
勇気をくれる、知恵と力を貸してくれる、
仲間がいます。

苦手なことも不得意なこともあるけれど、
助けてくれる仲間がいて、

苦手なことも不得意なこともある自分が仲間を助けてあげられることもある。

誰もが完璧ではないけれど、
「きみがいなくちゃ」「きみがいるから」そんな風に思いあえる仲間との大冒険で、
取り返したもの、手に入れたものは、

・・・目に見えるものとはかぎらない

やっぱり、
ヨロンにいるみんなの顔が浮かぶのです

そして、
原作の中で、
ウォートンの冒険を支えたのは、
旅を共にした仲間だけではありません。
彼を送り出したモートンの存在

12月の例会を迎える楽しみを、
村に行った仲間と、
村に送り出した仲間と、
みんなで膨らましていきたいですね

人形劇団京芸『ウォートンとカラスのコンテスト』
http://www.kyougei.com/present.php?catid=83


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