『キナコちゃんとダンス』事前交流会

西☆スマイル子ども劇場

2016年07月23日 09:55

22日(金)10:00~
環境未来館で行われた
『キナコちゃんとダンス』事前交流会

会場準備の時間からいらっしゃった上中さんは、
劇場のお母さんたちの中に自然にまじっていらっしゃって、

そんな上中さんの雰囲気からも、
今回のお芝居が生まれたというご自身の育児体験のお話からも
伝わってきた「お母さん」としての想いは、

交流会に参加したお母さんたち、
時には涙しながら、誰もが共感できるものでした



ついイライラして寝かしつけてしまったとき、
子どもの寝顔に涙のあとを見つけた・・・
そんな自分自身への後悔の気持ち、娘への懺悔の気持ちから生まれたという『夜のダンス』。

登園前の朝のひととき。
母親と娘だったら、ぜったいひと悶着おこりそうな状況を
父親らしいテキト~なおおらかさでやり過ごす、
そんな父と娘の様子をお芝居にした『朝のダンス』。

「物語というのは、主人公の成長物語が多いものですが、
 このお芝居の中でキナコちゃんはまったく成長しません」

でも、だからこそ、このお芝居で
いい子だから愛しているという条件付きの愛情でなく、
あなたのそのままをまるごと愛している、そんな深い愛情のメッセージを送りたいという
上中さん、北村さんの想いは、心の真ん中にずしんと残りました。

上中さんのお話を聞いた後は、
グループに分かれて感想や自身の子育ての話をしました
参加された方の、
「このお芝居は娘さんへのラブレターなんだな、と思いました」という感想に、
上中さんも涙を。。。
17年前に生まれた作品に、自分自身が新たな発見・・・だったようです

お父さんと一緒に見れたらいいなぁ
こどもがもう大きくなって子育てのステージを先に進んでいらっしゃる先輩お母さんたちともみたいなぁ
これからお母さんになっていく若い子たちともみたいなぁ
自分の父、母の世代になるおじいちゃんおばあちゃんたちともみたいなぁ

きっと、いろんな、たくさんの、大人が集った会場は、
そこにいる子どもたちをやわらかくてあったか~い愛情いっぱいの空気で
包んであげられると思うのです

9月の公演まで、
この気持ちを広げていきたいな、と思っています

上中さん、ありがとうございました







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